こんにちは、シントです。
お中元について、こんな疑問がありました。
「喪中って年賀状とかお祝い事とかいけないけど、お中元もダメなのかな?」
「贈ったらいけない相手っているの?」
ってことで今日はこの2点についてまとめてみました。
昔は、
「喪中はダメだろ」
とか
「誰でも貰ったら嬉しいし贈ったらいけないわけないだろ」
って思ってたんですけどね・・・。
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お中元で喪中のときはどうする?
冒頭でダメだと思い込んでいたんですが、基本的に贈っても受け取ってもOKです。
なぜか?
喪中はお祝い事やおめでたい事はダメですが、お中元はお祝いではなく相手への感謝の気持ちを表す行事なので。
ただし、何点か注意することあるので紹介します。
■忌中(49日)は避ける
四十九日はなにかとバタバタしてますからね。
明けてから贈りましょう。
■表書きを「暑中御見舞」「残暑御見舞」
「お中元」は×。
もちろん目上の方には「暑中お伺い」「残暑お伺い」。
■のし、紅白の水引は使わない
白無地の短冊や紙に書きましょう。
店頭だとお店の人に喪中と伝えたり、ネットショップなら申し込み時に記載すると、
その通りにやってもらえるのでとても便利です。
贈ってはいけない相手っているの?
います。
法律や社内規定で受け取りを禁止されてる方々ですね。
公務員
・国会議員(国家)
・裁判官(国家)
・警察官(国家)
・先生(地方)
・警察(地方)
・消防職員(地方)
などが受け取りNGになっています。
なぜか?
国家公務員は「国家公務員倫理法」という法律があり、利害関係者からの賄賂とみられるからです。
ということは利害関係者じゃなければOKか?
OKですけど、「利害関係者」(親戚や親しい人)の判断が微妙なため、贈らない方が無難です。
ちなみに贈る方も受け取る方も罰則があるので気を付けましょう。
地方公務員はそれぞれの自治体の規定によります。
が、ほとんどの自治体では禁止されています。
それに規定がなくとも、市民から個人的に受け取っていると公平じゃなくなってきますよね?
なので、公務員の方には贈らないほうが無難ですね。
一般企業
一般企業でも贈答を禁止するところが増えてます。
これはパワハラや贔屓の「トラブル防止」、改革を目的とした「昔からの儀礼を廃止」という理由が多く占めています。
大手企業さんがけっこう厳しいので、贈るときは一度確認をしましょう。
まとめ
どうでしたか?
さすが法治国家。細かいところも規定がありますね。
安易に「貰ったら喜ぶんだからいいじゃん」と思っていても、
それが罰則に当たる可能性があります。
気を付けて贈る相手を選び、めんどうですがリサーチをしておきましょう。
では!