取引先へのお歳暮を郵送するときのマナーは?誰宛て?贈ってはいけないものは?

熨斗紙

取引先への御歳暮はほとんどの人が直接渡しに来社していると思いますが、
あまりにも遠いと、

「御歳暮を渡しに行くだけなのに・・・」

って、めんどうだと思います。

郵送で少しでも楽をしたいですよね。

そこで、

 

・取引先へ郵送で御歳暮を送っていいのか

・送っていいなら誰宛てか

・贈ってはいけないものはあるのか

 

紹介したいと思います。

スポンサーリンク

取引先へのお歳暮を郵送するときのマナーは?

 

本来ならば持参して手渡しするのが一番良いですね。
しかし、遠隔地や時間の都合で渡しに行けない場合もあります。
郵送や宅配便で贈ることもあるでしょう。

 

挨拶状のマナー

その際には、挨拶状を同封します。
同封できない場合は、
贈った品物より先に挨拶状が届くようにします。

挨拶状には、
贈った取引先への日頃のお礼や感謝の気持ち、
品物について触れながら「お歳暮を贈った」ことをはっきり伝えましょう。

 

包装のマナー

お歳暮は、品物に「御歳暮」の熨斗紙をつけて贈ります。
郵送や宅配便で贈る場合は、
品物に直接熨斗紙をつけ、その上から包装紙で包む「内のし」がおすすめです。
この方法であれば、
配送時に熨斗紙が破れたり、外れてしまうトラブルを避けることができます。

また、百貨店では包装紙で包まない簡易包装が流行っているため、
こちらから依頼しないと、簡易包装で配送されてしまうことがあるので注意が必要です。
百貨店に依頼する際には、包装の形態や熨斗紙の種類についてしっかり確認しましょう。

スポンサーリンク

 

 

取引先へのお歳暮は誰宛てに贈ればいい?

 

取引先の社長や会長、担当者さんと顔見知りでしたら、
誰を宛名にして贈ればいいか悩みますよね。

会社は法人ですので、会社名は入れます。
そして現役でトップである社長の役職と名前も入れます。

例,「○○株式会社 代表取締役 ○○ ○○様」

 

 

とくに担当者さんとは付き合いが多く、
個別に贈りたいんじゃないでしょうか。

取引先が大企業の場合は、担当者さんの部署名、役職、名前を入れましょう。
大企業だと、御歳暮の時期は大量の品物が贈られるので、
とてつもなく仕分けが大変になってきます。

例,「○○株式会社 ○○部○○課 ○○ ○○様」

取引先への御歳暮で贈ってはいけないものは?

 

日頃お世話になっている感謝だからといって、
なんでも贈っていいわけではありません。
縁起が悪く、相手にとって大変失礼に当たるものもあります。

 

・商品券や金券   ⇒ お金に困っているでしょう

・靴下や下着など  ⇒ 踏みつける、今着ているものが汚い

・刃物       ⇒ 縁を切る

・ハンカチ     ⇒ 日本語で手布(てきれ)→手切れ→別れる

・数字の語呂が悪い ⇒ クシなど。とくに4や9は不吉

 

まとめ

 

取引先への感謝の気持ちと同時に、
自社の評価にもつながるんじゃないでしょうか。

お歳暮を送る際は、ぜひ慎重に検討なさってください。

スポンサーリンク