取引先でのお歳暮で事前確認は必要?渡し方と渡すときの挨拶は?

考えるサラリーマン

お歳暮の贈答を禁止している企業も少なくありません。
贈答を禁止している企業に贈って迷惑をかけたり、
「事前の確認をするのが嫌だな」と思っていませんか。
そもそも事前に贈っていいのか確認をとる必要があるのでしょうか。

また、お歳暮を手渡しするときの渡し方や挨拶の言葉をあわせてご紹介します。

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取引先へのお歳暮で事前確認は必要?

 

一般的には「事前に確認が必要」と思われがちですが、
僕は必要ないんじゃないかと思います。

郵送の場合だと、
もし企業で贈答の禁止になっていれば返送されてきますし、
手渡しだと、
直接「お断りします」といわれるだけなので。

「贈って即罰則」ってわけでもないので、
一度、贈ったり渡す行為をして、
「お世話になり感謝していますよ」という意思表示をしましょう。
あとは相手次第です。

郵送で返送されてきた場合は、
電話で「贈答禁止だったことを知らずに失礼しました」的な
一報でアフターフォローをしておきます。

手渡しの場合は、
仕事で来訪するのであれば、ついで年末の挨拶と贈答を済ましましょう。

もし、仕事の都合が無く、挨拶だけで来訪する場合は、
「ご迷惑でなければ年末のご挨拶に伺いたいのですが・・・」
と一報を入れて、相手の都合にあわせてお歳暮を持参します。

気を付けたいのが毎年このやりとりをしてしまうことです。
贈答禁止の企業であれば、贈答禁止リストを作成しておき、
翌年からは贈らないようにしましょう。

毎年やっていると、「学習しない会社だな・・・」と思われるかもしれませんね。

 

取引先へのお歳暮の渡し方は?

 

取引先へ出向き、お歳暮を直接手渡しする場合ですが、
一般的なマナーとしては、
持ってくるときに入れてきた紙袋から取り出して、
表に書いている文字が相手に読める向きでお渡しします。

入れてきた袋の状態にもよりますが、
汚れたり破れたりしている可能性がありますので、
そのような紙袋でお渡しするのは失礼ですよね。

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出先や相手が紙袋に入れて欲しいときは?

相手の会社以外の場所でお渡しする場合は、
渡したあとに相手は持ち帰らないといけないですよね。
そういうときは、相手は袋に入れたまま欲しいと思います。

ただ、先ほど紙袋で渡すと失礼になるとお伝えしました。
汚れていたり破れている可能性があるからです。
なので、まず別のキレイな紙袋を用意しておきます。
会社に到着、もしくはお渡しする直前でキレイな紙袋に入れ替えます。
そうすれば、キレイな状態でお渡しすることが出来ます。
渡すときは「このままで失礼しますが、どうぞお受け取り下さい」と、
一言添えましょう。

もし、相手がうるさそうでマナーに沿ってお渡ししたい場合は、
マナーどおりに、入れて持ってきた紙袋から取り出してお渡しします。

お渡しするときに別で準備しておいたキレイな紙袋も、
「よろしければお持ち帰り用の袋をお使いください」と伝えて、お渡しします。

これが一番スマートかなと思います。
相手を気遣っていますし、
必要ないと言われれば、紙袋を持って帰ればいいだけなので。

 

取引先へのお歳暮を渡すときの挨拶は?

 

取引先で黙ってお渡しすることなんてあり得ないと思いますが、
年に1回の行事なので、なんて言って渡せばいいか迷いますよね。

お歳暮は、一年間お世話になった事実とそれに対する感謝で品物を贈る行事ですので、

 

①「お世話になっております」

②「今年一年ありがとうございました」

③「品物について」

 

が基本になります。

 

つなげるとすれば、

 

「今年も一年間いろいろとお世話になり、ありがとうございました。
形ばかりですが、お礼の気持ちですのでお納めください。」

 

ちなみに謙遜のために「つまらないものですが・・・」とありますが、
ネガティブな表現ですので、自分はあまり使わないようにしています。

どちらにしても、あまり難しく考える必要はないかと思います。
貰う側としても品物に目がいってて、
筆者は言っている言葉なんてほとんどスルーしてるのがほとんどですね。

まとめ

年に一回の堅苦しい行事だと思いますが、
取引先ファーストで、スマートにお渡し出来れば最高ですね。

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